法学部地球環境法学科卒業。就職活動では商社を志望、説明会で出会った、若いうちから活躍している先輩社員の姿に憧れ、MPSへ入社。化学プラント用の設備を扱う部署を経て、19年からメガソーラーの開発・運営に携わっている。
入社当初は国内の化学メーカーを顧客とし、ヨーロッパメーカーのプラント機器・設備を提案する仕事をしていました。押出し機といった機械以外にも、アニリンという化学物質を生成するための触媒なども扱っていましたね。その後、現在所属している次世代事業開発本部開発第一部の仕事を兼務し、19年10月に完全に移籍しました。
現在の部署ではメガソーラーの開発・運営を行っています。メガソーラーを開発して資産運用会社が設立したSPC(特別目的会社)に譲渡し、MPSで運営を受託、SPCはその運営で出た利益を投資家に還元するというのが大まかなスキームです。私たちは用地の選定、開発、銀行からのファイナンス、運営などを一括して行います。
開発の際にはEPCの進捗管理や経済産業省とのやり取り、近隣住民への説明など、やらなければならないことが山ほどあります。案件によっては他所からSPCを購入し、メガソーラーを完成させた上で資産運用会社に譲渡するケースがあり、そのような場合には業務量が極端に増えることも。運転が開始するまではなかなか気が抜けません。
そのような中でも、近隣住民の方々と親しくなって「ご飯でも食べていきなよ」と声をかけてもらったり、協力会社の面々と苦労を共にできたりするのは喜ばしいことです。無事に運転開始までこぎつけるとホッとする気持ちが大きいですが、全力で取り組んできただけに達成感もあり、後々まで記憶に残るような経験になっていますね。
私はこれまでに3件のメガソーラー開発に携わっており、2件は建設中ですが、1件は20年3月に運転を開始しました。プロジェクトの規模は大きいもので百数十億円にものぼります。こうした高額案件の担当を若いうちから任せてもらえるのは大きなやりがいになっていますし、自分自身の成長につながっているという実感もあります。
専門商社というと「ゴリゴリの体育会系」というイメージがあったのですが、MPSは上下関係がフランクで服装もカジュアル。柔軟な会社だからこそ、何か新しくて面白いことに挑戦したくなる。最近は新しいタイプのバイオ燃料が開発されているので、先々はそのような新燃料を使った大型エネルギーの開発なども手がけてみたいですね。
8:15
自宅でリモートワークを開始。
メールを確認し、打ち合わせの資料を作成。
10:30
ファンドとの打ち合わせのため、家を出る。
外出先で昼食。
13:00
ファンドとの打ち合わせ。建設中の案件について報告し、
投資家の最近の動きについて情報を収集。
15:30
外出先のカフェでリモートワーク。
各種資料作成など翌日の出張の準備を行う。
18:00
仕事を終え、フットサルで汗を流す。
帰宅後、夕食を作り、妻と一緒に食事。23:30に就寝。