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ヤンゴン・マンダレー鉄道整備事業プロジェクトにて保線機器調達パッケージCP2110をミャンマー国鉄から受注

三井物産プラントシステム株式会社(本社:東京都港区東新橋1-9-2、代表取締役社長:谷垣匡輝、以下「MPS」)は、ヤンゴン・マンダレー鉄道整備事業プロジェクトのフェーズ2のうち、保線機器調達パッケージCP2110(以下「本案件」)をミャンマー国鉄から受注しました。

ヤンゴン・マンダレー鉄道整備事業プロジェクトは、ミャンマー最大の商業都市ヤンゴン、首都ネピドー、第二の商業都市マンダレーを結ぶ重要路線であるヤンゴン・マンダレー線の日本国政府開発援助による鉄道整備事業です。
ヤンゴン・マンダレー線の老朽化したインフラを改修することにより、鉄道輸送サービスの安全性と運行速度を向上させ、輸送コストの減少、旅客・貨物輸送量の増加を図り、ミャンマー経済の発展と国民生活の質の向上に貢献するものです。

本案件ではオーストリア/Plasser & Theurer社製のマルチプルタイタンパー(マルタイ)2両と軌道検測車1両を供給します。
これらは鉄道整備工事に欠かせない保線機器で、マルタイはレールを持ち上げ、枕木の下にある道床(バラスト)を鉄の爪で突き固めて線路の歪みをミリ単位で補正する車両です。
軌道検測車は軌道の歪みを検査することで効率的な軌道保守・整備計画策定および保線作業実施に寄与するものです。

MPSはこれまで日本国内向けに数多くのPlasser & Theurer社製保線機器を納入しており、日本での豊富な経験を活かして本案件の着実かつ円滑な契約履行を推進していきます。